稲刈りと田んぼの草と鶏たちと

稲刈りと田んぼの草と鶏たちと

先週末のopenfarmは田んぼの稲を皆さんで収穫しました。

初めての方も多い中、和気あいあいと稲を刈り、結わい、切り出した竹でやぐらを組んではざかけの作業。

鶏たちも田んぼに放して、彼らもミミズやカエルなど田んぼの生き物を食べる、食べる。

うかうかしていると刈ったばかりの稲も彼らに食べられる始末です。。

 

4年目の田んぼですが今季は稲刈り後の10月~田植えの始まる5月までの約半年の間、鶏たちの鶏舎を田んぼに移動し、雑草の種を食べてもらうべくエリアを分けながら移動させていました。

しかし田植え後の雑草は結構生えてきたのでうーん、効果は無かったかと思いきや、出穂(お米の出来はじめ)した後、例年なら稲と並んで田んぼにグンと伸びてくるクサネムやクログワイなどが全然生えて来ず今年は刈った稲を結わぐ時もスムーズに作業できました。恐らく鳥たちが大きい草の種を選んで食べていたからかも知れません。

鶏が草の種を食べ、半年かけて田んぼを耕し、そこに種もみから育てた稲を植え、収穫し、それを人は頂く、小さな循環は面白い発見がいっぱいです。

脱穀した後の稲や籾は畑の大事な資材として使いますが、今年は倉庫の改修をしますので劣化した土壁改修の材料にも使う予定です。

 

 

 

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